大自然に囲まれて、アウトドア気分を満喫できるキャンプ。家族でホテルや旅館に宿泊する代わりに、ファミリーキャンプを楽しむ方も増えているようです。テントの設営や食事の準備で協力し合うことで、家族の絆を深めるきっかけにもなりますよね。
そこで今回は、おすすめのファミリーテントをご紹介します。収容人数が4~5名以上の商品を中心に、「ワンポール・ティピー型」「ドーム型」「2ルーム・トンネル型」「ロッジ型」をピックアップ。初心者から上級者まで、ファミリーキャンプを楽しくしてくれるテントを厳選しました。おしゃれなデザインのものや、設営が簡単なテントもありますよ。ファミリーテントの選び方や、正しいお手入れの方法も解説しました。
この記事を参考に、お気に入りのファミリーテントを見つけてみてくださいね♪
もくじ
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ファミリー向けテントには大きく分けて「ワンポール・ティピー型」「ドーム型」「2ルーム・トンネル型」「ロッジ型」の4種類があります。デザインや設営の難しさなどに違いがあり、居住スペースの快適さも変わってくるので、各型の特徴をしっかり把握してから選びましょう。
ワンポール・ティピー型は、1本のポールで支える、シンプルな構造の円錐型テントです。テントの端を地面に打ち付けて固定し、中にポールを立てるだけなので、初心者でも簡単に設営できます。設営・撤収が短時間で行えるので、日帰りのデイキャンプにもおすすめ。おしゃれなデザインの商品が多いのも、魅力的なポイントです。
ドーム型は、最も一般的な形の定番テントです。大小さまざまなサイズが販売されており、比較的リーズナブルな価格で購入できます。雨風に強く、設営もワンポール・ティピー型の次に簡単で、キャンプ初心者の方にもおすすめですよ。テント内は寝室、タープはリビングと使い分けるのが基本。テント内は天井が低いため、背が高い方やテント内でゆったりくつろぎたい方は注意が必要です。
2ルーム・トンネル型は、寝室とリビングが一体化した大型テントです。ドーム型よりも背が高く、ゆったりと開放感のある室内が特徴。睡眠から食事まで、できる限りテント内で済ませたい方におすすめです。リビングから寝室に目が届きやすいため、小さい子どもがいる家族にもぴったりですよ。ドーム型2室分の広さがあるためサイズが大きく、設営は比較的難しめ。短時間で組み立てるには慣れが必要です。
ロッジ型は、まるで家のような抜群の居住性が魅力。レトロ&おしゃれなデザインで、近年人気が再燃している型です。テント側面がほぼ垂直で、室内スペースを有効活用できるのが特徴。大人が立って移動できる高さがあり、ゆったり余裕のある空間は、グランピングにもぴったりです。かなりサイズが大きく重いため、設営は難しめ。キャンプ中級~上級者におすすめです。
ファミリー向けテントを購入する際に、必ずチェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。
メーカー推奨の使用人数よりも、1人分程度の余裕がある大きめサイズを選ぶのがおすすめです。トイレなどの出入りがラクになるほか、余ったスペースは荷物置き場としても活用できますよ。子どもが成長してからも同じテントを使えるよう、子どもも大人1人とカウントしてサイズを決めましょう。
ファミリーテントは全体的にサイズが大きく、設営が大変になりがち。そのため、キャンプ初心者には、シンプルな構造で簡単に設営できる「ワンポール・ティピー型」「ドーム型」がおすすめです。
「ワンポール・ティピー型」は、テントの端を地面に固定して中心に支柱を立てるだけでOK。パーツ数が少なく、組立手順を覚えるのも簡単です。「ドーム型」は、2本のクロスしたメインフレームをインナーテントのスリーブに通すことで、あっという間に自立します。設営が簡単なのに雨風にも強く、迷った時はドーム型をチェックしておけば問題ないでしょう。
「ツールーム・トンネル型」「ロッジ型」は、どちらもキャンプ中級者~上級者向け。構造が複雑で複数人で連携しながら設営する必要があるため、初心者には難易度が高くなります。しかし、室内の居住性は抜群なので、キャンプに慣れてきたころに2つ目のテントとして候補に入れるのはおすすめです。
テントの素材には、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が使用されることが多く、基本的に防水加工済です。どの程度の雨に耐えられるかは「耐水圧」で表記されます。通常のキャンプなら耐水圧1,500mm以上、雨風の強い高地なら耐水圧2,000mm以上が目安。テントを使用するシチュエーションに合うか、しっかりチェックしてください。
意外とチェックするのを忘れてしまいがちですが、テントを折りたたんだ状態のサイズで、車内のスペースにきちんと収まるかどうかも必ず購入前に確認しましょう。大人数用のテントは、その分収納時の大きさや重量も増えます。「ワンポール・ティピー型」「ドーム型」はコンパクトに収納できる商品が多く、車のスペースに余裕が無い場合にもおすすめです。収納ケース付きなら、テント関連の物を一式まとめて持ち運びできるので便利ですよ。
ここからはテントのタイプごとに、おすすめのファミリーテントをご紹介します。ファミリーテントを購入する時のポイントを参考に、ぴったりのテントを見つけてみてくださいね。
円錐型のキュートなルックスが特徴的な、ワンポール・ティピー型テントをご紹介します。1本のポールで支えるだけのシンプルな構造で、初めての設営でも失敗しにくいのが人気のポイント。小さく畳めて収納性も抜群です。収容人数ごとに、4つの商品をピックアップ。個性的でおしゃれなデザインにも注目ですよ。
初心者におすすめ!組み立てやすく、シンプルでスタイリッシュなデザインのワンポールテントです。専用のコンプレッションバッグとキャリーバッグがセットになっているので、圧縮してすっきり小さく収納ができます。大人5人が寝られる大型サイズなのに、畳めば最長部で約58cmと、車のちょっとしたスキマにも載せられますよ。インナーテントは全面メッシュ仕様で通気性抜群。インナー単体で蚊帳としても使える便利アイテムです。
商品名 | ワンポールテントM |
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参考価格 | 19,980円(税込) |
収容人数:5人 耐水圧:アウターテント…2,000mm フロアシート…5,000mm |
贅沢な大型タープ付きのワンポール・ティピー型テントです。テント内は寝室、タープ下はリビングと空間を使い分けできるのが便利なポイント。設営が簡単で、スペースが広いテントをお探しの方におすすめです。ムレを防ぐ大きな通気口や、電源コードの取り込み口、ランタン用フックなど機能性もばっちり。インナーテントを外して、雨除け&日差し除けとしても使える優れものです。キュートなナバホ柄のデザインで、愛着が沸きそうですね。
商品名 | ナバホEX |
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参考価格 | 51,700円(税込) |
収容人数:4人 耐水圧:フライシート…1,600mm フロアシート…3,000mm |
家族6人がゆったり広々とした空間で過ごせる、ポールテントと大型タープのセットです。テントとタープは連結し、寝室とリビングの使い分けも思いのまま。カンタン設営で、広々としたキャンプ空間をあっという間に用意できます。タープは2段階の高さ調整が可能。単独で雨よけなど、さまざまな用途で活躍します。防水マットやグランドシートまで付いてくるオールインワンセットなので、何を準備すればいいかわからないキャンプ初心者の方にもぴったりです。
商品名 | Tradcanvas Tepee&タープ350-BJ |
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参考価格 | 52,800円(税込) |
収容人数:6人 耐水圧:フライシート…2,000mm フロアシート…3,000mm |
収容人数最大8名!超大型サイズのワンポール・ティピー型テントです。通気口が4か所にあるので、大人数で使ってもムレずに快適な空間をキープします。丈夫なスチール製のポールで、風に強いのも安心なポイント。ペグは超軽量なジュラルミン製で扱いやすく、設営もラクラクです。オフホワイトのシンプルなデザインで、ファミリーキャンプから野外フェスまで、あらゆるシチュエーションにマッチします。
商品名 | オクタゴン CSクラシックス |
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参考価格 | 26,379円(税込) |
収容人数:8人 耐水圧:フライシート…2.000mm フロアシート…3,000mm |
組み立てやすくて雨風にも強い、定番のドーム型テントをご紹介します。リビングとして使えるタープ付きや、8人まで収容できる大型タイプなど、バラエティ豊かな4商品をピックアップ。お手頃価格でゲットできる、コスパ抜群の商品もありますよ。ドーム型テントは欠点が少なく、初心者から上級者までおすすめの万能タイプ。迷ったらぜひチェックしてみてくださいね。
たった45秒で組み立て!目の離せない小さな子どもがいるファミリーにもぴったりのドーム型テントです。フレームを広げてロックするだけの簡単操作で、設営があっという間に完了。骨組みを組んだり、生地をピンと張ったりする必要がありません。メッシュスクリーン付きの2重ドアで、虫などの侵入を防ぎながら湿気を放出。生地はUVカット機能付きなので、夏場の紫外線対策もばっちりです。1万円以下でコスパ抜群なので、初めてのテントにおすすめですよ。
商品名 | ONE TOUCH TENT |
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参考価格 | 7,999円(税込) |
収容人数:4人 耐水圧:フライシート…2,000mm |
長年愛されてきた、入門用テントの定番モデルです。家族4~5人が寝られる、ゆったりとしたサイズ感が人気のポイント。高さが175cmもあるので、テント内の移動もラクラクです。インナーシートとグランドシートが同梱されたフルセット。テント泊に必要なものが一気に手に入るため、初心者もすぐに本格的なキャンプが楽しめますよ。考え抜かれた構造で、組立も簡単。丈夫なアルミ合金製のポールを使用しており風にも強く、長く使えるテントをお探しの方にもおすすめです。
商品名 | タフドーム スタートパッケージ |
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参考価格 | 49,900円(税込) |
収容人数:5人 耐水圧:フライシート…2.000mm フロアシート…2,000mm |
両面扉で出入りがしやすい、ドーム型テントです。就寝中のトイレも、寝ている人を起こさず静かに抜けられますよ。タープ用のポールが2本付属し、ゆったりとくつろげる前室を手軽に作れます。2重になっている扉の内側はメッシュ素材なので、通気性抜群。虫の侵入もシャットアウトします。通常のドームテントよりも頭上のスペースが広く、背の高い男性の方でもストレスなく過ごせる居住性の高さも魅力です。
商品名 | プロモキャノピーテント5 |
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参考価格 | 15,999円(税込) |
収容人数:5人 耐水圧:1,000mm |
ベッドを2つ置いても余裕な、特大ドームテントです。ドームテントならではのカンタン設営はそのままに、収容人数は8名と、ファミリーキャンプには十分なサイズを誇ります。テント内は仕切りで3部屋まで分けることが可能。2家族合同でキャンプしたり、子ども部屋を分けたりとさまざまな使い方ができそうですね。防水透湿素材や防水ジッパーなど、コールマン独自の技術を惜しみなく投入しており、雨の日でも快適なキャンプが楽しめますよ。
商品名 | Red Canyon 8-Person Modified Dome Tent |
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参考価格 | 37,980円(税込) |
収容人数:8人 |
寝室とリビングが一体化!広い室内でのんびりくつろげる、2ルーム・トンネル型テントをご紹介します。食事も睡眠もテント内でOK。リビングから寝室の様子が見えるので、小さい子どもがいても、しっかり目が届いて安心です。信頼性の高い、老舗キャンプメーカーの3商品をピックアップしました。
天候に合わせてスタイルが変えられる!オープン・クローズ・メッシュが選べるリビングで、ゆったりくつろげる2ルームテントです。一人でも簡単に組み立てられる親切設計で、はじめてのテントにもぴったり。丈夫なアルミフレームを使っているため、強風でも壊れる心配がありません。コールマン独自の「サークルベンチレーションシステム」で、絶えずテント内の空気を自動入れ替え。涼しく過ごしやすい環境に整えてくれますよ。
商品名 | タフスクリーン2ルームハウス |
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参考価格 | 65,778円(税込) |
収容人数:4人 耐水圧:フロアシート…2,000mm |
お手ごろ価格で手に入る、寝室&リビングの2ルームテントです。入口のタープは、キャノピーポールを立てることで前室にもなる優れもの。拡張性もばっちりです。インナーテントは簡単に取り外せるため、テント本体を大型タープとしても使用可能。バーべーキューなどの雨よけ、虫よけとしても大活躍しますよ。2つの出入り口で、人の行き来もスムーズ。スポーティでおしゃれなバイカラーにも注目です。
商品名 | ROSY ドゥーブルXL-BJ |
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参考価格 | 21,780円(税込) |
収容人数:5人 耐水圧:フライシート…1,000mm |
コールマンの高品質な2ルームテントです。寝室は、クイーンサイズのベッドが2台置ける超特大仕様。大人6人で寝ても余裕があります。全面メッシュ張りの「スクリーンルーム」は解放感たっぷり。虫の侵入を防ぎながら、食事やリラックスタイムなど多目的に使えます。アメリカモデルなので、日本のキャンプ場でほんとんど見かけないのもおすすめのポイント。他の人とかぶらないデザインのテントが欲しい方にもぴったりです。
商品名 | ウェザーマスター スクリーンテント |
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参考価格 | 54,800円(税込) |
収容人数:6人 |
グランピングブームで人気が再燃している、昔ながらのロッジ型テントをご紹介します。まるで家のようなデザインがレトロ&おしゃれ。とにかく広い室内スペースは、解放感たっぷりで居住性も抜群です。天井が高く、大人が立って移動するのもラクラクですよ。個性的なデザインで愛着が沸きそうな、3商品をピックアップしました。
流れるような美しいカタチが印象的な、老舗オガワのロッジ型テントです。耐水性抜群のポリエステルや通気性に優れたT/C素材、メッシュなど複数の素材を組み合わせ、耐久性&居住性を徹底追求。頑丈な鉄フレームで、突然の強風にも耐え抜きます。ロッジ型の中でも比較的軽量なため組み立てやすく、初めてロッジ型テントにチャレンジしたい方にもおすすめです。収納袋は2個付属。片方だけなら10kg程度なので、持ち運びもラクラクですよ。
商品名 | オーナーロッジ ヒュッテレーベン |
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参考価格 | 107,800円(税込) |
収容人数:2人 耐水圧:フライシート…ポリエステル部分:1,800mm T/C部分:350mm |
キャンプデビューにもぴったり!超カンタン設営&コスパ抜群のロッジ型テントです。フレームを広げるだけであっという間にテントの組立が完了。屋根型のタープに吊り下げれば、本格的なキャンプがすぐに始められます。屋根型タープは、バーベキューなどの日よけシェードとして単独で使用可能。あらゆるアウトドア活動で大活躍します。安価でコンパクトに収納できるので、車に常備しておくサブテントとしてもおすすめです。
商品名 | パーティーキャビン |
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参考価格 | 22,564円(税込) |
収容人数:4人 耐水圧:フライシート…1.500mm フロアシート…1,500mm |
まるで本物の家のように快適に過ごせる、シンプルデザインのロッジテントです。空気の入れ替えをサポートするベンチレーションはもちろん、ストーブの煙突を通すための穴も完備。オールシーズン快適に過ごせる工夫が満載です。229cmもある高い天井や、3つのメッシュウィンドウで解放感たっぷり。大人6人が過ごせるゆったりとした空間が魅力です。収納バッグにはキャスターが付いているため、キャンプ場の悪路でもラクに運搬できますよ。
商品名 | ウォールテント |
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参考価格 | 99,980円(税込) |
収容人数:6人 耐水圧:2,000mm |
ファミリーテントを購入したら、できるだけ長く使いたいですよね。汚れやカビなどが付いたままテントを放置してしまうと、一気に寿命を縮めてしまうことがあります。テントを長く、気持ちよく使い続けるためのポイントは3つです。
①使用後のテントは必ずしっかりと乾かす
②泥や落ち葉などの汚れを拭き取る
③ペグやポールなど小物の汚れもチェック!
まず、テントの湿気は放っておくとカビになるため、必ず開いて乾かしましょう。しっかり乾かし切るために、グラウンドシートやテント本体など、全てのパーツを別々に干すのが重要なポイント。撤収の2時間以上前から乾かし始めてください。
次に、ホコリや土を手ではたいて落とします。それでも落ちない泥などは、水で薄めた中性洗剤を染み込ませた布で、優しく丁寧に拭いていきます。テント表面の防水加工を一緒に落としてしまわないよう注意してください。
最後に、ペグやポールなどの小物もきれいにします。濡れた布でふき取るのが基本。なかなか落ちない泥や土は、水を流しながら歯ブラシなどでこすり落とします。カビや錆び防止のため、しっかりと乾かしてから収納してください。
ファミリーテントのおすすめをご紹介しました。居住性や設営のしやすさなど、テントのタイプによって特徴はさまざま。まずは家族の人数と、キャンプ経験から、自分たちにぴったりのテントを探していきましょう。キャンプ自体が初めての方でも、簡単に設営できるテントもありますよ。選び方も参考にして、長く使える、お気に入りのファミリーテントを見つけてみてくださいね♪